神の子イエス・キリストの誕生日、クリスマスを迎えました。まことに喜ばしく、恵み深いことです。
聖書には、イエスという名前はインマスエル、すなわち「神は我々と共にいます」という意味だと記されています。「私」だけでなく、「我々」というわけですから、まさにみんなと共に、年齢や性別、国や民族という隔てを超えて、すべての人と共に神様がいてくださるという知らせです。
ある人は、「それはキリスト教の神様であって、キリスト教徒の皆さんだけにその神様はいるんでしょう。私には関係ないことですから」と言うかも知れません。
聖書には、イエスという名前はインマスエル、すなわち「神は我々と共にいます」という意味だと記されています。「私」だけでなく、「我々」というわけですから、まさにみんなと共に、年齢や性別、国や民族という隔てを超えて、すべての人と共に神様がいてくださるという知らせです。
ある人は、「それはキリスト教の神様であって、キリスト教徒の皆さんだけにその神様はいるんでしょう。私には関係ないことですから」と言うかも知れません。
しかしそうではないのです。どんな人も空気を吸い込み、息をしながら生きているのと同じように、すべての人が、神様が与えてくださる「命の息」をいただきながら生きていると聖書は教えているのです。
神の子イエス・キリストは、この「命の息」(つまり聖なる霊)によって生きる姿をこの世に表してくださったのです。この方の生き方は「人としての生き方」、つまり私たちが歩むべき「人生」を指し示しているのです。なんと恵み深いことでしょう。
クリスマスの喜びが皆さまの上に豊かに注がれますように、そして、新しい年の上にも、神様のお恵みが限りなくありますようにお祈りいたします。
神の子イエス・キリストは、この「命の息」(つまり聖なる霊)によって生きる姿をこの世に表してくださったのです。この方の生き方は「人としての生き方」、つまり私たちが歩むべき「人生」を指し示しているのです。なんと恵み深いことでしょう。
クリスマスの喜びが皆さまの上に豊かに注がれますように、そして、新しい年の上にも、神様のお恵みが限りなくありますようにお祈りいたします。
2017.12
日本福音ルーテル教会
総会議長 立山忠浩