11月に入り、そろそろ冬支度となって来ました。教会は宗教改革記念日を終え、また新しい歩みを続けています。
6日には全聖徒主日を迎え、天に召された方々を記念します。この世の生涯を終えようとも、私たちと共にイエス・キリストという木の枝につながれている幸いを覚えるのです。
13日は多くの教会、幼稚園・保育園で、子どもたちの祝福式が行われることでしょう。6日の全聖徒主日は全世界のキリスト教の伝統や暦に従ったものですが、この時期に子ども祝福式を行うのは日本の伝統行事の七五三に因んだものです。主イエスが子どもたちをこよなく愛し、大切にされたことを日本の教会はこの時期に覚えているのです。
20日は教会の暦では大晦日になり、1年間の終わりを迎えます。教会によっては「すす払い」ならぬ、大掃除を行う教会もあることでしょう。
そして27日は新しい暦となり、クリスマスを迎えるための準備の期間(アドベント)に入ります。街並みなど周囲ではもう11月からクリスマスツリーを見かけますが、教会はこの日からツリーの灯をともし始め、リースの飾りもお目見えするのです。
どうぞお近くの教会の礼拝にご遠慮なくご参加ください。いずれの集会、行事にも心より歓迎されることでしょう。
どうぞお近くの教会の礼拝にご遠慮なくご参加ください。いずれの集会、行事にも心より歓迎されることでしょう。
2016年11月
日本福音ルーテル教会
総会議長 立山忠浩